過払い金請求の対象外の人やカードを解説!

過払い金請求の対象外の人やカードを解説! 過払い金の知識

過払金とは「違法な高い金利でお金を借りてしまい、払い過ぎた利息」のことです。

「完済から10年以内なら過払い金が発生する!」

「一日も早く過払い金の手続きをしましょう」

このような言葉を耳にすることも多いでしょう。しかし過払い金は過去に借金さえあれば、誰でも請求できるわけではありません。対象外もあります。

この記事では過払い金請求の対象にならない人やカードなど、過払い金が発生する条件にあてはまらないケースを詳しく解説していきます。

過払い金請求の対象の条件は厳しいのか?

過払い金請求は借入金額が多く取引期間が長いほど、高額の過払金が戻ってきます。また過払い金が発生しているかどうかは借りた時期や金利だけでなく、完済日からの期間で限られているので、条件は年々厳しくなっているといえます。

【過払金請求の対象になる条件】

  • 利息制限法の金利より高い金利でお金を借りていた
  • 2010年6月17日以前に借り入れた借金
  • 完済日からの経過している期間が10年未満

以上が、過払い金請求の対象になる最低条件です。

過払い金請求実績の豊富な中央事務所

中央事務所とは、過払い金など借金問題に特化した司法書士事務所です。比較的新しい事務所ですが、テレビやラジオで聞くことが増え認知度が一気に高くなりました。過払い金や借金に特化しているため、初期費用や着手金、相談料が無料なほか、家族にもバレないようプライバシー管理は厳重です。

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信頼のできる中央事務所を選ぶことで、余計な費用をかけずに過払い金を取り戻すことができるのです。また、電話一本で相談できる手軽さなので、利用しやすい点もメリットといえるでしょう。

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過払い金請求の対象外の人やカードを解説!

過払い金請求の対象になる人がわかったところで、過払い金請求の対象外になってしまう人やカードについて詳しく解説していきます。

【過払金請求の対象外の人やカード】

  • 借り入れの時期が2007年以降
  • 最後の返済から10年以上経っている
  • ショッピング枠での借り入れ
  • 銀行からの借り入れ
  • 倒産した金融会社の過払い金
  • 過払い金よりも債務残額が多い

過払い金請求の対象条件に当てはまっていても、過払い金請求できない場合もあります。ご自身の状況と同じケースはないか確認してみてください。

対象外の人の特徴①:借り入れの時期が2007年以降

過払い金請求の対象になる条件として「2010年6月17日以前の借入」を挙げました。しかし2006年1月13日に最高裁判所がグレーゾーン金利を否定する判決を下したことに伴い、グレーゾーン金利から利息制限法の金利に引き下げた業者も少なくありません。

以下が2007年以降に金利を引き下げた業者の一例です。

会社上限金利を変更した時期
アコム2007年6月18日
プロミス2007年12月19日
アイフル2007年8月1日
レイク2007年12月2日
CFJ(ディック・アイク・ユニマット)2007年8月22日
オリコ2007年4月1日
セゾン2007年7月14日
イオン2007年3月11日

利息制限法内の金利でお金を借りていた場合、2010年6月17日以前であっても過払い金が発生することはありません。

対象外の人の特徴②:最後の返済から10年以上経っている

過払い金請求は民法でその権利を認められています。民法では権利が行使できるのは10年とされており、過払い金請求の場合も「完済日から10年過ぎると時効」が成立してしまいます。

例えば、2010年に完済済みの借金は2020年の時点で時効となっているので、2022年に過払い金請求をすることができません。

また2020年より民法が一部改正され、時効消滅に関して「債権者が権利を行使することができることを知った時から五年間行使しないとき」という内容が追加されました。つまり過払い金の調査をして請求しないまま放置しておくと、「10年よりも早く時効になる可能性がある」ということです

対象外の人の特徴③:ショッピング枠での借り入れ

クレジットカードにはキャッシング枠とショッピング枠があります。キャッシング枠にはカードローンなどと同じく「利息制限法」が適用されるので、利息制限法で定められたより高い金利でお金を借りていた場合過払い金請求することが可能です。

一方でショッピング利用は「割賦販売法」の適用を受けており、分割払いなどで月々発生する手数料は利息ではなく「分割手数料」といいます。

つまり同じクレジットカードの利用でも「キャッシング」と「ショッピング」で適用される法律が違い、ショッピング利用に「利息制限法」は適用されないので対象外となり過払い金請求することはできません。

対象外の人の特徴④:銀行からの借り入れ

銀行カードローンなど、銀行が直接貸付を行っている場合、過払い金請求の対象外であり過払い金は発生しません。というのも銀行は2010年より以前からずっと利息制限法で定めている利率内で貸付を行っていたからです。

特に銀行の貸付の場合、金利が15%以下など一般的な消費者金融よりも金利が低いため、過払い金は発生しないといえます。

ただし「銀行系クレジットカード」のキャッシング枠は、利息制限法を超えた利率で貸し付けていたところもあるので過払い金請求できる可能性があります。

対象外の人の特徴⑤:倒産した金融会社の過払い金

過払い請求が急増したのは、2006年1月13日に最高裁が「グレーゾーン金利を否定する判決」を出したことがきっかけといわれています。過払い金請求が急増すると貸金業者の負担が大きくなり、倒産する業者が相次ぎました。

お金を借りていた貸金業者が倒産すると過払い金請求する先がなくなってしまうので、過払い金は戻ってきません。もし請求できたとしても、発生した過払い金の数%しか取り返せないでしょう。このケースも過払い金請求の対象外と言えるでしょう。

業者経営状態和解の返還率訴訟の返還率
ネットカード倒産××
クラヴィス倒産××
NISグループ(ニッシン)倒産××
SFコーポレーション倒産××
クレディア民事再生後も存続10%~70%~
2022年8月時点

対象外の人の特徴⑥:過払い金よりも債務残額が多い

借金返済中で過払い金請求した場合、過払い金が発生しても借金の残額のほうが過払い金より多いと、過払い金は戻ってきません。

例えば、A社の借金が100万円、過払い金が50万円発生すると、借金と過払い金が相殺され借金50万円(100万円―50万円)は返済しなくてはいけません。

これは過払い請求ではなく「任意整理」という手続きになります。任意整理をすると信用情報機関に事故情報が載り、完済後5年間はローンやクレジットカードの新規契約ができなくなるので注意が必要です。

対象外のカード一覧

対象外のカードの条件

過払い金請求対象外のカードの条件は以下のようになります。

  • 2007年以降に作ったカード
  • ショッピング枠のみのクレジットカード(分割払い・リボ払い)
  • 銀行のカードローンのカード
  • 既に倒産してしまった貸金業者のカード
  • 2006年以前から利息制限法の金利内で貸付を行っているカード
  • 奨学金、住宅ローン、自動車ローンなど、返済期間が長く金利が低く設定されているローン

上記のようなカードは過払い金請求の対象外ですが、ほとんどの場合「任意整理」が可能です。現在返済中で毎月の返済が苦しいときは、専門家に相談してみましょう。

対象外のカード一覧

過払い金対象外になるカードを以下にまとめてみました。

【もともと利息制限法内の金利だった業者】

  • オリックス
  • モビット
  • キャッシュワン
  • アットローン(現在はSMBCに吸収)
  • ダイレクトワン

【銀行のカードローン】

  • 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
  • 楽天銀行スーパーローン
  • みずほ銀行カードローン
  • 三井住友銀行カードローン
  • オリックス銀行カードローン
  • その他銀行、信用金庫などのカードローン

【キャッシングでもリボ払いの場合は過払い金が発生しない】

  • JCB
  • 三井住友VISAカード

【その他】

  • ジャックス…1997年2月以降に借り入れている場合、過払い金は発生しない
  • ニコス…カードローンは過払い金が発生しないが、キャッシングは過払い金がある可能性あり
  • トヨタファイナンス…カードローンは過払い金が発生しないが、キャッシングは過払い金がある可能性あり

ここでご紹介したのはカードのほんの一部です。詳しく知りたい方は専門家に相談してみてください。

逆に対象の人の特徴

グレーゾーン金利でお金を借りていれば、たいていの場合は過払い金請求の対象になります。少し意外かもしれませんが以下のような方も過払い金請求することができます。

  • 亡くなった方の相続人(家族)
  • 自己破産申立前の人
  • 生活保護を受給している人

対象の人の特徴①:亡くなった方の相続人(家族)

過払金請求をする権利は相続人が引き継げます。

民法第896条には以下のように定められています。

(相続の一般的効力)

第八百九十六条 相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。ただし、被相続人の一身に専属したものは、この限りでない。

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089

つまり過払い金請求の権利と同時に「被相続人の残した借金を返済する義務」も一緒に相続することになります。負の財産は相続したくないと思う人のほうが多いかと思います。しかし故人の借金が過払い金請求できる場合、借金の残額を過払い金が上回る可能性が高いです。

対象の人の特徴②:自己破産申立前の人

自己破産申立前でも過払い金請求可能です。むしろ大きな金額の過払い金が発生すれば、借金がなくなったり大幅減額されたりして自己破産しなくてもよくなるケースもあり得ます。また自己破産申立をするにしても過払い金があれば、弁護士への「自己破産の報酬」を支払うことも可能です。

弁護士に借金の相談をして過払い金が発生する可能性がある場合、まずは過払い金の調査をしてくれます。素人では手続き困難なので、専門家にお任せするようにしましょう。

対象の人の特徴③:生活保護を受給している人

生活保護受給者の方も過払い金請求をすることができます。

生活保護を受給していると、過払い金は給与や年金と同じく「収入」とみなされます。そのため過払い金によって生活保護の受給要件以上の収入を得た場合、生活保護の受給がストップしてしまいます。

ただし過払金は一時のお金であり、継続的に続くものではありません。また収入がない状態になれば生活保護の再申請を行うことが可能です。

生活保護受給中に過払い金を受け取ったら、まずは管轄の福祉事務所に申告するようにしましょう。

対象カードの一覧

過払い金対象になるカードをご紹介します。

業者経営状態和解の返還率訴訟の返還率過払い金平均額
アコム良好80%~100%~125万円
プロミス良好70%~~100%111万円
レイク良好80%~100%~116万円
アイフル良好~60%~100%95万円
クレディセゾン良好90%~100%~48万円
オリコ良好~100%100%~68万円
ニコス(旧日本信販)良好70%~100%~66万円
エポス良好~90%100%~48万円
アプラス良好80%~100%~36万円
2022年8月時点

クレジットカードの過払い金発生額 https://10-10-10.jp/card/

上の表でご紹介したのはカードのほんの一部です。他にも対象となるカードはたくさんありますので、詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

クレジットカードの過払い金発生額( https://10-10-10.jp/card/ )

また現在は過払い金返還率の高い業者でも、経営が苦しくなると返還率が下がったり過払い金が取り戻せなくなったりする可能性があります。過払い金請求を検討しているなら早めに手続きをはじめましょう。

過払い金請求するなら実績のある司法書士がおすすめ

過払い金を請求するのであれば、どういったところにお願いするのがいいのでしょうか。多くの企業があるため、迷ってしまいますよね。

結論、過払い金請求は実績のある司法書士を選ぶのが理想です。ここでは、2つのポイントをご紹介します。

過払い金に特化した事務所や司法書士のほうが安心

過払い金請求をするなら、過払い金請求に特化した事務所がおすすめです。特化した事務所は、基本的に回収金額や解決案件数の実績が豊富な事務所であることがほとんどです。

利用する安心感も違いますし、過払い金を回収できる確率も上がるでしょう。それに、トラブルに巻き込まれるリスクも減らすことができます。

着手金が無料の事務所

過払い金請求をして、もしも過払い金がなかった場合に損をするのは嫌ですよね。

よって、相談料、着手金、調査などを無料で行っている事務所がおすすめです。

事務所側も、利用者のリスクや負担を少なくするために、着手金や相談料、調査まで無料で行っていることが多いです。ただし事務所によって異なるので、依頼前には必ず確認しましょう。

司法書士事務所 中央事務所

司法書士法人中央事務所

中央事務所は、上に挙げた「過払い金に特化している事務所」と「着手金が無料」の2つの特徴を満たしています。

加えて、実際に多くの人が利用し、問題なく過払い金請求ができている事務所なのでおすすめです。

▼中央事務所のホームページはこちら
https://10-10-10.jp/

司法書士法人 中央事務所

記事まとめ

過払い金の対象外の人やカードについて解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

  • 借入の時期が2007年以降
  • 最後の取引から10年以上経過している
  • カードのショッピング枠や銀行からの借入
  • 借金をした貸金業者が倒産している

過払い金が発生しているかどうかの最終的な判断は、素人では難しいこともあります。過払い金請求を検討しているなら、弁護士や司法書士に相談するのが一番です。