過払い金請求をしてから入金までの期間はどれくらい?

過払い金請求をしてから入金までの期間はどれくらい?過払い金の知識

「過払い金がある」とわかったら、できるだけ早く過払い金を取り戻したくなりますよね。

そこで気になるのは、「過払い金請求をしてから入金までの期間」でしょう。

本記事では過払い金請求の入金までの期間について詳しく解説していきます。最後まで読めば、過払い金を早く取り戻す方法がわかるはずです。

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過払い金請求の流れ

過払い金請求は話し合いで解決するケースと裁判で解決するケースがあります。それぞれの過払い金請求の流れの手順をご紹介しましょう。

【話し合いで解決するケースの過払い金請求】

  1. 取引履歴開示請求
  2. 引き直し計算
  3. 貸し金業者へ過払い金返還請求
  4. 貸金業者との交渉
  5. 和解成立
  6. 過払い金返金

【裁判で解決するケースの過払い金請求】

  1. 取引履歴開示請求
  2. 引き直し計算
  3. 貸し金業者へ過払い金返還請求
  4. 貸金業者との交渉
  5. 訴訟提起
  6. 裁判の開始
  7. 和解成立
  8. 過払い金返金

過払い金請求は話し合いよりも裁判をするほうが、戻ってくる過払い金の金額は大きいです。貸金業者によっては利息まで取り戻せる場合もあります。

そのかわり裁判で解決するケースの方が手続きの手順が多いため、過払い金を取り戻せるまでの期間が長いです。

過払い金の入金までの期間の目安

過払い金請求は弁護士や司法書士にお任せすれば、手続きはほぼ丸投げでお金を取り戻せます。依頼する貸金業者によって手続きの期間は異なりますが、だいたいの目安は知っておきたいですよね。

事務所に依頼したとき、過払い金請求にかかる期間の目安は以下のとおりです。

  • 話し合いで解決した場合・・・2~6か月
  • 裁判で解決した場合・・・6か月~1年

詳しくご説明します。

交渉で和解した場合

過払い金請求を話し合いで解決する場合、過払い金が手もとに戻ってくるまでの期間の目安は2~6か月です。

【期間の内訳】

過払い金請求の手順期間の目安
取引履歴開示請求2週間~2か月
引き直し計算3日~1週間
貸し金業者へ過払い金返還請求1~3日
貸金業者との交渉1~3か月
和解後過払い金返金2~4か月
依頼者に過払い金が入金される1週間

話し合いで解決する過払い金請求は、依頼する事務所の腕次第である程度期間を短縮できます。

過払い金を専門に扱っている事務所であれば、引き直し計算が早く確実です。また交渉スキルも優れているので、スピードが速いだけでなく依頼者にとって有利な条件で和解できるでしょう。

裁判をした場合

裁判をして解決する過払い金請求の目安期間は6か月~1年です。

【期間の内訳】

過払い金請求の手順期間の目安
取引履歴開示請求2週間~2か月
引き直し計算3日~1週間
貸し金業者へ過払い金返還請求1~3日
貸金業者との交渉1~3か月
訴訟提起1~2か月
裁判の開始3~6か月
和解後過払い金返金2~4か月
依頼者に過払い金が入金される1週間

過払い金請求で1番時間がかかるのは裁判で、長期化すると1年半以上かかることもあります。

とくに「取引の分断」など争点がある場合、裁判が長期化する可能性が高いです。また敗訴した貸金業者が控訴してくると、裁判が長期化します。

控訴されるとさらに2~3か月かかってしまいますが、判決が覆ることはないので安心してください。

自分で過払い金請求すると期間が長くなる理由

過払い金請求は自力でも手続き可能です。

しかし「少しでも早く過払い金を取り戻したい」と思っている方には、弁護士や司法書士に依頼することをおすすめします。

なぜなら、自分で手続きをすると過払い金を取り戻すまで時間がかかってしまうからです。

手続き期間が長くなるのには3つの理由があります。

  • 必要な書類の準備に時間がかかるから
  • 引き直し計算に時間と手間がかかるから
  • 貸金業者との交渉に知識と時間がかかるから

必要な書類の準備に時間がかかる

過払い金請求をするには以下のような書類が必要になります。

  • 貸金業者との契約書
  • 取引に関する明細書や領収書
  • 取引履歴
  • ひき直し計算書
  • 過払い金返還請求書
  • 合意書(和解書)

過払い金請求を事務所に依頼すると必要書類はほぼ事務所で用意してくれますが、個人で手続きする際はたくさんの書類を用意しなければいけません。

また裁判になった場合には、裁判に備えて書類が必要です。

  • 訴状
  • 貸金業者の登記簿謄本
  • 証拠書類
  • 収入印紙
  • 郵便切手

書類を揃えるためには、貸金業者だけでなく裁判所や法務局とやり取りをする必要があります。また過払い金請求に慣れていないと書面作成に手間取ってしまうでしょう。

引き直し計算に時間と手間がかかる

開示請求された取引履歴をもとに引き直し計算をし、過払い金の金額を確定させなければいけません。

過払い金請求専門の事務所であれば計算に慣れているので、最短3日ほどで終わります。しかし引き直し計算は複雑で判断が難しい内容もあるため、個人で計算するのは困難です。

とくに過払い金請求の対象にする会社が複数社におよぶ場合、余計に時間がかかってしまいます。

過払い金には時効があり、取引履歴を取り寄せただけで時効は止まりません。ひき直し計算で手間取っている間に時効を迎えてしまうこともあり得るので注意しましょう。

貸金業者との交渉に知識と時間がかかる

過払い金請求は、貸金業者と直接交渉をします。貸金業者の担当者は当然過払い金交渉に慣れているので、対等に話すには知識が必要です。

専門用語などが理解できないと、意味を調べるために交渉を中断しなくてはいけません。交渉は中断するたびに仕切り直しとなり、和解までに時間がかかります。

また貸金業者の担当者は相手が専門家でない個人の場合、過払い金を低い金額で提示してくる可能性が高いです。

せっかく時間をかけて交渉しても、「少しの過払い金しかとり戻せなかった」という事態になるかもしれません。

過払い金の入金までの期間に影響するポイント

過払い金請求は弁護士事務所や司法書士事務所に依頼すると、個人で行うより短い期間で過払い金を取り戻せる傾向が強いです。

しかし、事務所に依頼していても期間が長引いてしまうこともあります。

過払い金の入金までの期間に影響するのは、以下の3点です。

  • 裁判の有無
  • 貸金業者の対応や経営状況
  • 依頼した事務所

裁判をするかどうか

過払い金請求には、貸金業者と話し合いで和解する方法と訴訟をする方法があります。裁判をしたほうが戻ってくる過払い金の金額は多くなりますが、過払い金が戻ってくるまでの期間は長いです。

また裁判をする場合でも「和解」をするか「裁判で判決」になるかによって期間は異なります。

裁判の終わらせ方裁判開始からかかる期間
訴訟外の和解(通常)1~3か月
訴訟外の和解(判決直前まで粘る)1年程度
裁判での判決1年~

実際に裁判になるケースというのは、請求側と貸金業者側で大きな争点がある場合に限られます。

大きな争点がない場合は、請求側が裁判を起こしても、貸金業者側が話し合いのときよりも高い金額を提示してきて和解に至ることが通常です。

というのも裁判になって貸金業者側が負けると、過払い金全額と利息も満額支払わなくてはなりません。

貸金業者は可能な限り高額な支払いは避けたいので、判決が出る前の和解を目指します。つまり裁判で粘れば粘るだけ、取り戻せる過払い金の金額は大きくなる可能性が高いです。

貸金業者の対応や経営状況がいいか

過払い金請求に対して対応の悪い業者や経営状況の厳しい業者は、過払い金を支払うまでの期間が長い傾向があります。

反対に経営状況の良好な会社の場合、過払い金の戻ってくる期間が比較的早いだけでなく取り戻せる過払い金の金額も大きいです。

代表的な貸金業者ごとの過払い金の戻ってくる期間をまとめました。

貸金業者経営状況話し合いから過払い金返金まで訴訟提起から過払い金返金まで
アコム良好約1~4か月約6~9か月
プロミス良好約2~4か月約6~9か月
アイフル良好約2~3か月約6か月~1年
ニコス良好約2~4か月約6~9か月
セゾン良好約2~4か月約6~8か月
エポス良好約1~3か月約6か月~1年
2024年3月時点

またネットカードやクラヴィスのように、すでに倒産してしまっている貸金業者には過払い金請求はできません。

過払い金請求を検討されているなら、なるべく早く手続きを始めましょう。

依頼した事務所が過払い金に特化しているか

弁護士事務所や司法書士事務所は取り扱える分野が幅広く、それぞれの事務所に得意分野があります。依頼した事務所が過払い金請求に特化していれば、過払い金を取り戻すまでの期間は短いです。

過払い金請求に特化している事務所は、過払い金請求に慣れているので手続きがスムーズに進みます。貸金業者ごとの情報をたくさん持っているので、交渉や裁判が長引くリスクを最小限にできるでしょう。

また過払い金請求に特化している事務所は、様々な過払い金の案件を経験しています。稀なケースや難易度の高い案件でも柔軟に対応してくれるはずです。

一方過払い金に特化していない事務所に依頼すると、手続きに不慣れなため時間がかかってしまうでしょう。また手続きを他の案件の後回しにされたり、片手間で手続きを進められたりする不安があります。

過払い金を早く取り戻したいなら、過払い金請求に特化した事務所に依頼しましょう。

過払い金に強い弁護士・司法書士事務所

中央事務所

司法書士法人中央事務所

中央事務所は東京・大阪・福岡・名古屋に拠点のある大手の司法書士事務所です。

2017年の創業以来、過払い金請求や債務整理に特化して業務を行い、毎月3,000件以上の相談実績があります。「ジュウジュウジュウ」のCMでご存じの方も多いことでしょう。

現在は約100名の借金問題専門の司法書士が在籍しており、この数は業界トップを誇っています。

過払い金請求の依頼費用は、完済でも借金返済中でも相談料・着手金が無料で、初期費用が必要ありません。

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東京ロータス法律事務所

東京ロータス法律事務所

東京ロータス法律事務所は台東区にあります。ロータスとは英語で法律という意味の「law(ロー)」と助けるの「助(タス)」を組み合わせた造語です。「債務整理の身近な窓口」として、借金問題を専門に取り扱っています。

東京ロータス法律事務所は全国からの相談を受けており、平日は10時~20時、土日祝でも10時~19時で相談可能です。

弁護士事務所は平日のみの営業が多いので、「平日は忙しくて事務所に行けない」という方でも依頼しやすいです。

また事務所から遠方にお住まいの場合には、北海道から沖縄までどこでも出張で面談してくれます。

自分の都合のいい時間で弁護士に相談したいという方にオススメの事務所です。

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ひばり法律事務所は、東京墨田区にある弁護士事務所です。債務整理や過払い金請求の実績は、15年以上の豊富にあります。

ひばりはいち早く春を告げる鳥といわれていることから「依頼者の問題を解決し、早く春を届けたい」という気持ちでひばり法律事務所と名付けられました。

営業時間は平日の10時~19時ですが、事前に予約しておけば夜間や土日祝などの時間外でも相談可能です。

またひばり法律事務所は、女性専用相談窓口が開設されています。

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記事まとめ

過払い金請求してから入金までの期間について解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

過払い金請求の期間には、裁判の有無や貸金業者の経営状況などが大きな影響を与えます。

しかし過払い金請求に特化した事務所に依頼すれば、それらのリスクは回避可能。スムーズかつ確実に過払い金を取り戻せます。

過払い金請求を検討しているなら、まずは事務所に無料相談をしてみましょう。ご紹介した事務所も参考に、ご自身に合った事務所を探してください。

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