過払い金の嘘と本当

過払い金の嘘と本当 過払い金の知識

この記事では、過払い金の嘘と本当について解説します。

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過払い金請求について嘘の情報が存在するのはなぜ?

理由①:紛らわしいCMによる勘違い

過払い金請求のCMは、「自分にも過払い金があるかも」、「無料でできるのか」などと興味をもちやすいように工夫されています。過払い金のCMというのは、過払い金の存在自体を知らない人に、印象を付けなくてはならない難しい目標を達成するために作られています。繰り返し聞かされて勘違いするのも無理はないでしょう。

過払い金請求は、アコム、プロミス、アイフルなど大手の金融業者も以前はグレーゾーン金利での貸し付けを行っていました。今では考えられないかもしれません。「大手だからそんなわけない」と考える方も多いのではないでしょうか。しかし、グレーゾーンは法律違反というわけではなく、あくまでもグレーでしかなく、これらの貸金業者は悪いことをしていたわけではありません。

また、過払い金請求は他に似たような事例がほとんどありません。「お金が返ってくるなんて、そんなうまい話あるわけない」、「何か裏があるに違いない」と疑うのも無理はないでしょう。

しかし似た事例がないだけで、嘘ではなく、ただ法律の穴が存在したためにこのようなことになっているのです。

理由②:ネットの嘘の書き込み

インターネットで知ることができる過払い金請求に関する情報のなかには、専門家ではない一般の方による情報もたくさん含まれています。

さらには、専門家の発信だとしても古い情報のまま訂正がされていない情報は「嘘」となってしまいます。

また、個人的な体験で多くの人が当てはまらないケースを鵜呑みにしてしまうことなども存在します。

理由③:過払い金請求が複雑だから

過払い金を理解するのに特別な知識は必要ありませんが、誰でも1回聞けば完璧に理解できるほど簡単でもありません。

特に過払い金の発生する理由や、条件、費用などに関しては、さまざまな誤解が存在します。

理由④:法律が変更されて新しい情報と古い情報が混在している

過払い金請求に関係する法律は改正されています。

例えば2020年4月1日から施行された改正民法では、過払い金の時効の期間が変更されました。

(変更前)
最後の取引から10年で時効

(変更後)
最後の取引から10年または
過払い金請求できることを知ってから5年で時効

法律は年々改正されていますので、その情報がいつのものなのか、しっかり見極めることが、嘘に振り回されないためには重要です。

過払い金請求はCM通り無料でできる【嘘】

テレビやラジオのCM、チラシなどで目にする過払い金の宣伝には、「無料」が強調されているものも多いですよね。

無料で過払い金請求ができると勘違いしそうになりますが、無料なのは相談や着手金の初期費用だけです。

実際に過払い金の返還請求を行い、過払い金が返還されれば手続きの費用が発生します。

そして返還された過払い金から、費用が引かれて口座に振り込まれます。

中央事務所は、過払い金など借金問題に特化した最大手の司法書士事務所です。

<特徴>
テレビやラジオでのCMや口コミをきっかけに多くの人に利用されている。実績が多く過払い金のさまざまなケースに対応してきたノウハウがあり、家族にバレないプライバシー対策も厳重。
・相談料・着手金が無料なので、過払い金が返ってこない限りは費用が掛からない仕組み。

中央事務所は、損をしたくない方やスムーズに過払い金を終えたい方におすすめ。

司法書士法人中央事務所

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全国各地で出張面談が実施されているので、ご自宅の近くで過払い金や借金問題に対する不安を相談することができます。中央事務所 ホームページ

過払い金請求はブラックリストに載らない【嘘】

過払い金請求は、ブラックリストに載るケースと載らないケースとがあります。

過払い金請求をしたとき、完済している人はブラックリストに載らず、返済中の人は載ってしまいます。

ちなみに2010年までは、完済しているか返済中かに関わらず載っていました。古い情報には注意が必要です。

過払い金は借金した人なら無条件で発生する【嘘】

過払い金が発生するのは、15~20%より高い金利で借り入れをした人に限ります。

2007年より前に借り入れをした人は過払い金請求できる可能性があります。

逆に以下のケースでは、借金をしても過払い金の対象外である可能性が高いです。

  • 2008年以降に契約をした借り入れ
  • ショッピング枠の利用
  • 銀行カードローン
  • 住宅ローンなどのローン契約
  • 奨学金や日本政策金融公庫からの借り入れ

過払い金は発生していたら全額戻ってくる【嘘】

過払い金が発生していた場合、過払い金が全額戻ってくることもありますが、過払い金が70%ほど戻ってくるケース、過払い金が全く戻ってこないケースもあります。

過払い金請求すると70~80%返還されるのが一般的です。訴訟を起こせば100%戻ってきます。

しかし訴訟を起こせば必ず取り戻せるわけではありません。逆に過払い金が全く戻ってこないケースもあります。理由としては以下のものがあります。

  • 貸金業者が過払い金請求に応じない
  • 貸金業者が倒産している
  • 完済から10年以上経ち、時効になってしまっている

特に最後の時効が該当して、過払い金が請求できなかったという人が多くいます。

選挙権がなくなる、海外に行けなくなる【嘘】

過払い金請求をすると、選挙権がなくなる、海外に行けなくなる、などのうわさがありますが、ここに挙げたものは全部嘘です。

  • 選挙権がなくなる
  • 海外に行けなくなる
  • 戸籍や住民票には記録される
  • 家族もブラックリストに載る
  • 年金がもらえなくなる

過払い金の請求は消費者の正当な権利である【本当】

過払い金とは、言うなれば、貸金業者が不当に得た利益です。

民法に定められた「不当利得返還請求権」に基づき、貸金業者には不当に得た利益(過払い金)を返還する義務があります。

よって、過払い金請求は、借金を踏み倒しているといったわけではなく、利息を払いすぎてしまった消費者が持つ正当な権利です。

過払い金はクレジットカードでも発生する【本当】

過払い金は、クレジットカードの利用でも発生します。ただし過払い金が発生する利用方法と発生しない利用方法があります。

  • リボ払い(分割払い)→発生するケースとしないケースがある
  • ショッピング→過払い金なし
  • キャッシング→過払い金が発生しているかも

▼もっと詳しくしりたければチェック
クレジットカード別の過払い金をチェック!

過払い金は本当に戻ってくる【本当】

「過払い金は嘘」といううわさもあり、過払い気は本当に戻ってくるのか半信半疑という方もいるのではないでしょうか?

結論から言うと、過払い金は条件次第では戻ってきて、統計によると全国で年間1200億円もの過払い金が返還されています。

ただし、上でも紹介した通り、借金したら必ず過払い金が発生しているというわけではなく、条件があります。

また、過払い金は本人でなく家族の方でも請求することが可能です。

過払い金に関する相談は何回でも無料【本当】

過払い金のCMでは、「相談が何回でも無料」と宣伝している事務所もあります。どうして無料で?と疑問に思う方もいるかもしれません。

「何度でも無料」は本当で、過払い金や債務整理の相談は無料で実施している事務所が多くあります。

無料相談を実施することで、お金があってもなくても気軽に相談できますよね。そこで親切な対応をすることでその事務所で過払い金請求を依頼してくれることを期待しての無料相談です。

よって、相談が無料だから「信頼できない」、「しっかりしていない」などと言ったことはありません。

無料の事務所でも、親切にスムーズに話を聞いてもらった、という口コミが多く見受けられます。

周りにバレる【本当】

過払い金請求は、基本的には周りにバレることはありませんが、バレる確率はゼロではないので「本当」です。バレるとしたら、貸金業者や過払い金事務所との電話や郵便物などの連絡を見られたときにバレることが多いでしょう。

また、返済中で過払い金請求をして、過払い金を返済に充てても借金が残ってしまったケースでは注意が必要です。

信用情報が登録されてしまうので、クレジットカード利用や新規借り入れ、住宅・車・携帯のローンなどができなくなり、バレる確率は格段にあがります。
▼その他会社にバレないか心配な方はこちらをチェック
債務整理は会社にバレる?知られる可能性について解説

過払い金請求でおすすめの事務所とは

過払い金請求ができる弁護士・司法書士事務所はたくさんあり、どれも同じように見えますよね。

しかし、安易に事務所を選んでしまうと、途中で信用できなくなったり損する結果になったりして、嫌な思いをする可能性もあります。

そこで、損するリスクを回避して、スムーズに過払い金請求をするための事務所選びのコツを2つご紹介します。

過払い金に特化した事務所を選ぶ

過払い金請求や借金問題を専門的に扱う事務所は、回収金額や解決案件数の実績が豊富です。

蓄積されたノウハウがあるので、戻ってくる過払い金の金額が多い傾向にあり、さまざまなニーズに柔軟に対応してくれます。プライバシー配慮なども厳重に行ってくれます。

経験豊富だと「相談しやすい」と感じるかたも多いでしょう。

初期費用なしの事務所を選ぶ

もし請求したのに過払い金が返ってこなければ、手持ちから相談料と着手金を払う必要が出てきます。

そうならないため、初期費用(相談料と着手金)が無料の事務所を選びましょう。過払い金が返ってこない限り、費用は発生しません。

無料相談はちゃんとしていないんじゃないか?と心配になる方もいるかもしれません。しかし無料相談とはいえ、実際に利用した人の声をきいてみると有料の相談と比べて遜色ありません。

おすすめの事務所4つ

過払い金請求の実績が豊富で、初期費用が無料の事務所のなかで、おすすめの事務所を4つ紹介します。

実績専門性初期費用
中央事務所
司法書士法人中央事務所
詳細ページへ

相談実績
月3万件

専門性高め

無料
東京ロータス法律事務所
東京ロータス法律事務所
ロータス詳細ページへ

受任件数
7,000以上

専門性高め

無料
ひばり法律事務所
ひばり法律事務所
ひばり詳細ページへ

事務員と弁護士
がベテラン

専門性高め

無料
アース法律事務所
アース法律事務所
詳細ページへ

受任件数
3,500以上

幅広く取り
扱う事務所

無料(相談無料
は初回のみ)

▼中央事務所を詳しく知りたい方は口コミをチェック
司法書士法人中央事務所の口コミ・評判【過払い金】

記事まとめ

この記事では、過払い金の嘘と本当について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

過払い金の本当のところについて、体験談をまとめているので良ければ参考にしてみてください。
【過払い金】知恵袋で言われているデメリットは本当?

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