100万以下の借金で債務整理はむしろ損する?体験談もご紹介

100万以下の借金で債務整理は検討すべき?債務整理の知識

債務整理には主に4種類(任意整理、個人再生、自己破産、特定調停)あることはご存じでしょう。

100万円以下の借金では任意整理が基本、まれに自己破産の手続きをとる人もいます。

100万円以下の借金では、状況により債務整理の検討が必要なケースとそうでないケースが存在します。また、30万円以下の場合はどうでしょうか?

この記事では、体験談もご紹介しながらケース別のベストな債務整理の方法を解説します。

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先に結論!100万円以下の借金は債務整理できる?

100万円以下の借金で、任意整理と自己破産を検討するべきかどうかは以下の表のとおりです。

借入金額任意整理自己破産
30万以下
状況次第 ※1
×
費用のほうが高くつく
30~
100万以下

十分対象

状況次第 ※2

※1 過払い金が発生している、滞納して債権者が一括請求をしてきているなどのケースでは検討の余地あり
※2 生活が苦しく、任意整理の計画では支払いきれない、病気などで収入が見込めず、生活保護を受給する必要があるなどのケースでは検討の余地あり

100万円の借金は任意整理でどれほど減額できる?

借金が100万円以下であれば債務整理のなかでも任意整理を行うことが一般的です。

任意整理では、元金は基本的に減りませんが、将来支払う予定だった「利息」をゼロにすることで、返済総額を大きく減らすことができます。
具体的にどれくらいの違いが出るのか、詳しく見ていきましょう。

任意整理をしない場合の返済総額

例えば、年利18%で100万円を借りているとします。このまま返済を続けると、利息を含めた総支払額は次のようになります。

  • 3年で完済する場合:支払総額 約124万円(利息24万円)
  • 5年で完済する場合:支払総額 約143万円(利息43万円)

つまり、借りた100万円に加えて、数十万円もの利息を払わなければなりません。長く返済を続けるほど、支払う金額が増えてしまいます。

任意整理をした場合の返済総額

任意整理をすると、「将来の利息」がゼロになります。つまり、これから支払う予定だった利息をカットし、借りた100万円だけを分割で返済することになります。

  • 3年で完済する場合:支払総額 100万円(月約2万7,777円)
  • 5年で完済する場合:支払総額 100万円(月約1万6,666円)

利息をカットするだけで、3年間の返済なら約24万円、5年間の返済なら約43万円の支払いを減らすことができます。毎月の返済額も減るため、生活に余裕を持たせることができます。

任意整理をしなかった場合は、利息を含めた支払いが発生し、毎月の負担がもっと重くなります。特に「毎月の支払いがキツイ」と感じている人にとっては、任意整理をすることで、支払い負担を大きく軽減できます。

借金がいくらあると債務整理を検討すべき?

まず4つの債務整理のうち個人再生は、100万円以下の借金は減額されないため、対象外であると言えます。また、特定調停は、成功率が3%とも言われている手続きで、借金の金額に関わらず現在ではあまり利用されていない手続きです。

残る任意整理と自己破産について解説していきます。

任意整理の費用と金額の目安

任意整理とは、将来の利息をカットし、36~60回で借金を返済する計画を立てる手続きです。100万円以下の借金を債務整理するなら、基本的には任意整理で、特に30万円以上の借金の場合におすすめです。

ではなぜ30万円が基準となるのでしょうか?

任意整理は1社から選んで行え費用の相場は、弁護士は1社あたり5万円~10万円、司法書士は2万円~5万円です。依頼する事務所と減額される金額などによって異なります。

よって1社あたりの借金の債務額が、債務整理を検討すべきかどうかの判断材料になってきます。

例えば、1社30万の借金があり、毎月1万4000円の支払いをしているとします。年間の金利が18%の場合、完済までに払う将来利息の総額は63,968円です。手続きにかかる費用が5万円程度ですので、手間やかかる時間、デメリットを考えると、30万円以下ならば自力で完済を目指す方が良いかもしれません。

ただし、「過払い金が発生している」、「滞納して債権者が一括請求をしてきている」などの場合には、30万円以下の借金でも、検討したほうがいい可能性があります。

一度、ご自身の完済までの将来利息の総額を計算してみるのがおすすめです。
▼借金シミュレーター|金融庁
https://www.fsa.go.jp/teach/simulation/dept.html

自己破産の費用と金額の目安

自己破産は、100万円以下の借金で行われることはあまりありませんが、「生活が苦しく任意整理の計画は払えない」、「病気で収入がなく、生活保護を受給する必要がある」などの場合には可能性があります。

自己破産は借金を免除する手続きです。任意整理との違いは、すべての債権者が対象となることと、一定の金額を超える価値のある財産を手元に残せないなどの制限があることです。

自己破産の費用の相場は、30万~100万円程度です。よって30万円以下の借金には意味がないということができます。

100万円以下の借金で債務整理するかの判断ポイント

借金100万円になると、毎月の返済が大変になってくる人も多いでしょう。でも、すぐに「債務整理しよう!」と決めるのではなく、本当に必要かどうかを判断することが大切です。ここでは、債務整理を考えたほうがいい4つのポイントを説明します。

1. 毎月の支払いがキツくて生活が苦しい

借金100万円を年利15%~18%で借りていると、毎月の支払いは3万円以上になることもあります。この金額が生活費を圧迫してしまい、貯金ができなかったり、家賃や食費を削らないといけない状況になっているなら、任意整理を考えたほうがいいかもしれません。
債務整理をすれば、返済額を減額できるため、月々の返済額が減り、生活に余裕が生まれます。

2. 返済が遅れがちになっている

何とか返済を続けていても、「今月は少し遅れそう」「うっかり支払いを忘れてしまった」ということが増えていませんか?返済の遅れが続くと、遅延損害金が増えたり、貸金業者からの督促が厳しくなることもあります。
最悪の場合、一括で返済するよう求められることもあるため、そうなる前に対策を取ることが大切です。任意整理をすれば、今後の支払いを整理できるので、返済の遅れを防ぐことができます

3. 高い金利でなかなか借金が減らない

消費者金融やクレジットカードのリボ払いを使っていると、金利が15%~18%もかかるため、毎月返済していても利息ばかり払っていて元金が減らないことがあります。
例えば、100万円の借金を3年で返済すると、合計で25万円以上の利息を払うことになります。任意整理をすると、この将来の利息をゼロにできるため、支払う総額を大きく減らすことができます。

4.貸金業者から督促や一括請求を受けている

「〇日までに支払ってください」という催促の手紙や電話が何度も来ているなら、早めに対処する必要があります。もし一括請求を受けてしまうと、一度に全額を払わないといけなくなり、状況がさらに厳しくなってしまいます。

任意整理をすると、貸金業者からの督促が止まり、分割での支払いを交渉することができます。今すぐに返せない金額を請求されている場合は、早めに専門家に相談しましょう。

100万以下の借金で債務整理した人の体験談【知恵袋】

次からは知恵袋より100万円以下で債務整理した人の体験談をご紹介します。体験談を参考にしながら、自身に合った債務整理の手続きを選ぶとよいでしょう。

体験談①借金60万円で任意整理できるのか

以下は借金額50万円に利息が付き、60万円くらいだが任意整理できるのかといった質問です。

Q.借金の額は50万円に利息が付いて60万円位に成っています。
この様な場合、任意整理と言う所を利用して、返済を出来ますか?

A.任意整理は債務整理のうち、裁判所を通さない整理の方法です。
そのためには債権者との交渉が必要になります。ご自分で法律を駆使して交渉できれば良いですが、それができない場合は法律家(弁護士か司法書士)に依頼する必要があります。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14240771639

アコム公式HPの返済シミュレーションを利用し、任意整理でカットが期待できる将来利息を試算しました。返済シミュレーションの条件と結果は以下のとおりです。

【返済シミュレーションで将来利息を試算】

  • 金利:18.0%
  • 借金額:60万円
  • 分割返済:36回
  • 発生する将来利息:180,876円

あくまでも試算ではありますが、任意整理により将来利息18万円ほどのカットが期待できるシミュレーション結果となりました。

体験談②100万円未満でも自己破産できるのか

以下は借金100万円未満でも自己破産できるのかといった質問です。

Q.自己破産は少額でも可能だったと友人は言っていて、弁護士に依頼したら若くて額が少ないとダメと言われたのですが皆様は少額(100万未満)で自己破産のけいけんはありますか?


A.自己破産は額の大小ではなく、現在や今後の収入で、支払いの継続が可能かどうかで判断します。
ですから100万円未満で免責される場合もありますし、1000万円でも免責不許可の場合だってあります。
ただし、100万円未満で自己破産される方はほとんどいません。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11254381651

質問への答えにあるように借金額に関わらず、支払不能であると裁判所に認められたときは自己破産できます。ただし、自己破産はデメリットの多い手続きです。

【自己破産の主なデメリット】

  • 換価できる財産は差し押えされる
  • 専門家に手続きを依頼すると30万円以上の費用がかかる場合がある
  • ブラックリストに最長10年は掲載される
  • 一部の職業や資格に制限がかかる
  • 国が発行する機関誌官報に掲載される
  • 連帯保証人に請求が行くなど

デメリットをよく理解してから自己破産するかどうか決めたほうがよいでしょう。

体験談③消費者金融からの催促に悩んでいる

以下は80万円ほどの借金返済を滞納し、手紙や電話による催促に悩んでいるといった投稿です。

Q.債務整理についてなんですが
現在某消費者金融に元金50万とクレジットカード強制解約になった分の20数万の合わせて元金だけで75万近くの借金があります
両方とも一年近くは滞納してるのでおそらく80万以上はあると思います
手紙や電話がうっとおしくて精神的にも病んで来たので債務整理しようと考えてるんですが
百万以上じゃないと債務整理しないほうがいいとかいう意見もネットでは見受けられます
自分の借金額では債務整理しないほうがいいんでしょうか??

A.私はご質問者様よりも債務額は大きく、120万でしたが、やはり催促がわずらわしくて債務整理を弁護士さんに頼みました。
即日から催促が来なくなったのですごく精神的に楽になりましたよ!

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13202477118

債務整理を専門家に依頼すると、債権者に受任通知を発送します。受任通知を受け取った債権者は借主への催促ができません。催促がストップしている間に債務整理の費用を用意する、生活を安定させるなどが行えます。

借金100万円未満でも催促がストップすれば精神的に楽になるでしょう。

ただし、借主本人への催促ができないため、債権者によっては連帯保証人に請求する場合があります。任意整理であれば特定の債権者を選べるため、連帯保証人を付けた借金を外して債務整理できます。

体験談④個人再生は借金100万円以下だと減額されない

以下は個人再生での減額についての質問です。

Q.個人再生は借金100万以下の場合は減額されませんが、これは1つの企業に対しての借金額なのか、すべての借金の総額が100万以下なのか教えてください。

A.全部の債権者の債権額を合わせて総額100万円以下の場合は、縮減がありません。1社1社別ではありません。
さらに、債権額の総額100万円以上でも、資産の清算価値が100万円を超えると、その金額までしか縮減されません。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10231405220

個人再生は裁判所に申立し、借金を大幅に減額してもらう債務整理の手続きです。以下のように個人再生では借金総額に応じて最低弁済額が変わります。

借金総額借金総額に対する最低弁済額
100万円未満全額
100万円以上500万円未満100万円
500万円以上1,500万円未満5分の1
1,500万円以上3,000万円未満300万円
3,000万円以上5,000万円以下10分の1

借金総額100万円の場合、最低弁済額は100万円となるため個人再生する意味がありません。100万円以下で債務整理したいときは任意整理、または自己破産を選びましょう。

体験談⑤仕事を辞めてしまった状態でも70万円を債務整理できるのか

以下は仕事を辞めてしまったため、70万円を債務整理するか迷っているといった質問です。

Q.借金の事で債務整理しようか迷っています。
現在、借金が合計で70万あります。
振り分けが、アコム10万、プロミス10万、レイク50万です。
おまとめローンも考えたんですが、利息も考え80万借りようとしましたが断られてしまいました、
今腰を痛めて仕事も辞めてしまい、返済も滞っています・・・

A.まず、法定利息なので、減額はありません。
収入がないのだから、返済できないでしょう。
生活保護を受け、その証明書のコピーを送れば、相手は「損金」処理するでしょう。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10116793555

任意整理の場合、元金については36~60回での分割返済が必要です。分割返済するには収入が必要となるため、仕事を辞めてしまった方が任意整理するのは難しいでしょう。

生活保護を受けても借金返済の義務は残りますので、質問への答えにあるような損金処理は期待薄です。生活保護で借金を返済すると、不正受給となり生活保護がストップするリスクも生じます。

本来100万円以下だと不向きですが、生活保護を受けている方の債務整理は自己破産を選ぶとよいでしょう。自己破産したからといって生活保護は差し押さえされません。

ただし、口座に振込まれた後は生活保護が差し押えされる場合があります。生活保護しか振込まれない口座であれば、差押禁止財産の範囲変更を裁判所に申立てると差し押さえされた生活保護が戻ってくる場合があります。しかし、生活保護が戻ってくるまで時間がかかるため、その間の生活が困難となるでしょう。

体験談まとめ

体験談でも借金100万円以下の場合は任意整理が適していることが分かります。弁護士や司法書士といった専門家に任意整理を依頼すれば、債権者からの催促もストップしてもらえるでしょう。

ただし、生活保護を受けているなど状況によって適している債務整理の手続きが異なります。どのような債務整理の手続きが適しているのか分からないときは、専門家からのアドバイスをもらうとよいでしょう。

過払い金請求でおすすめの事務所とは

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おすすめの事務所3つ

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扱う事務所

無料(相談無料
は初回のみ)

記事まとめ

この記事では、100万以下の借金の債務整理方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

借入金額が30万円以下の場合は、状況次第では任意整理の検討をしたほうがいいでしょう。借入金額が30万円以上100万円以下の時は、任意整理は十分行うことができますが、自己破産は状況次第です。

自分で判断することは難しいので、専門家に相談するのがおすすめです。

債務整理に力を入れている大手の司法書士事務所である中央事務所がおすすめです。

規模が大きいだけあって、たくさんの人が問題なく利用したという口コミも多いのが特徴です。

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