夫婦で多重債務がある場合、どうするのがベストなのでしょうか?
妻(夫)だけ債務整理をするのはメリットもありますが、デメリットもあります。
この記事はそもそも妻(夫)だけ債務整理できるのか、債務整理は配偶者にどんな影響があるのかなどを解説します。
債務整理は配偶者に影響する?
そもそも妻(夫)だけ債務整理できる?

債務整理は、基本的には配偶者は関係なくできます。ただし借金が夫婦の連帯責任である場合には2人とも債務整理することが最善であるケースが多いです。
借金が夫婦の連帯責任であるケースは主に2つです。
まずは保証人や連帯保証人でないか確認
妻(夫)が保証人または連帯保証人になっている場合は、その借金の債務整理をすると妻(夫)に返済義務が発生します。
返済できない場合は、夫婦での債務整理が最適な解決方法となるでしょう。
日常家事債務
借金の理由が、ギャンブルなど個人的なものではなく、食料品、衣料品などの生活必需品や光熱費、医療費、養育費である場合は夫婦が連帯して責任を負います。この場合も妻だけ(夫だけ)だけ債務整理は難しくなります。
上の2つのケース以外は、妻だけ(夫だけ)の債務整理は十分可能です。
基本的には配偶者には影響なし
妻(夫)だけが債務整理をした場合、配偶者への影響はそれほど大きくはありません。職業などにも影響しません。ただしゼロというわけではありません。
共同でのローンが組めない

まず、住宅ローンを共同で組むことができません。
さらに車のローン、携帯機種の分割払い、住宅賃貸契約、クレジットカードなどはすべて配偶者の名義で契約する必要があります。
まれに与信審査への影響も
基本的には、配偶者の債務整理がクレジットカードなどの与信審査に影響を与えることはありません。
ただ100%ないというわけではなく、ごくまれに影響することがあります。
債務整理する人が保証人の場合
自分が債務整理をしようと思っていて、妻(夫)の借金の保証人になっている場合は、妻(夫)は新しく保証人を立てる必要があります。
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妻(夫)だけ債務整理のメリット・デメリット
妻(夫)だけ債務整理するメリット
妻(夫)だけ債務整理するのは以下のメリットがあります。
- 配偶者名義のクレジットカード、または家族カードが使える
- 配偶者の収入に応じたローンも組める
妻(夫)だけ債務整理するデメリット
デメリットには以下のものがあります。
- 自分が保証人になっている借金には、保証人が新たに必要
- 夫婦とも借金ありの場合、生活は楽になるが依然苦しい
- 結局また配偶者の名義で借金ができてしまう
- 妻(夫)の収入が十分でないとローンが組めないことも
- 共有名義の住宅などの財産は没収(自己破産のみ)
夫婦そろって債務整理のメリット・デメリット
夫婦そろって債務整理するメリットには、以下のものがあります。
- 借金の根本解決に繋がる
- 2人で同じ手続きを選ぶ必要はない(妻は個人再生、夫は任意整理など可)
- 弁護士費用が安くなることも
また、デメリットには以下のものがあります。
- クレジットカードやローンが利用できない
- 子供の奨学金の保証人になれない
- 片方が自己破産をすれば、共同名義の住宅などが維持できない
夫婦の借金問題は複雑になりやすいので、夫婦そろって専門家に相談するのがおすすめです。夫婦で行くのが難しい場合には、まずは一人でも大丈夫です。
借金は支払いが難しいと感じた時点で早めに債務整理がベストです。返済が滞ってからだと遅延損害金を請求されたり、相手から裁判を起こされたりする可能性があるからです。
妻・夫に内緒で債務整理できる?
内緒にできる債務整理とできない債務整理
債務整理は主に3種類あって手続き方法や制限も違うため、夫婦間で内緒にできるかにも影響します。
妻(夫)に内緒にしやすい順に任意整理、個人再生、自己破産です。
任意整理は、手続きと言ってもほとんど事務所がやってくれるのを待つだけですが、個人再生・自己破産は自分で用意する書類もあり裁判所への出頭も必須です。
特に自己破産は20万円以上の価値があるものは基本的に手放す必要があり、隠すのは至難の業です。
任意整理、個人再生はなんとか内緒で手続きする人もいます。
バレる場面

具体的に夫婦間で債務整理がバレる可能性がある以下のような場面です。
- クレジットカード・ETCカードが使えない
- 車、住宅ローンを組めない
- 携帯の分割払いができない
- 奨学金の保証人になれない
- 配偶者の収入証明書が必要(個人再生・自己破産のみ)
- 職業制限に該当すると仕事ができない(自己破産のみ)
- 土地や家が差し押さえになる(自己破産のみ)
結婚前に債務整理するとどうなる?
結婚前に債務整理を行うことで、結婚できなくなるなどの法律上の規制はありません。
当事者の心理的な問題や名字変更による影響は存在します。
結婚できない?
債務整理を隠して結婚するのは厳しいでしょう。
債務整理をすると8~13年ほどブラックリストに載り、クレジットカードやローンの利用ができなくなります。
債務整理は恥ずかしいことかもしれません。それでも借金をしてしまった原因を解消し、減額された借金を誠実に返済するならば、その姿勢を認めてくれる人はたくさんいるはずです。
ちなみに2、3か月延滞をすると、延滞中と延滞解消から5年間はブラックリストに登録されることになります。早めの専門家への相談がおすすめです。
名字が変わると信用情報は?
名字が変わると、別人として新しく記録が登録されることになります。ただし新しい名前での信用情報は記録がなく真っ白なままです。不審に思う業者は、旧姓の情報も調査して審査に使用するとされています。
債務整理するなら実績のある司法書士がおすすめ
債務整理をするのであれば、どういったところにお願いするのがいいのでしょうか。多くの企業があるため、迷ってしまいますよね。
結論、債務整理は実績のある司法書士を選ぶのが理想です。ここでは、2つのポイントをご紹介します。
債務整理に特化した事務所や司法書士のほうが安心
債務整理をするなら、債務整理に特化した司法書士・弁護士事務所がおすすめです。特化した事務所は、基本的に借金問題の解決案件数の実績が豊富な事務所であることがほとんどです。
利用する安心感も違いますし、解決のスムーズさも違うでしょう。トラブルに巻き込まれるリスクも減らすことができます。
相談料が無料の事務所
司法書士事務所や弁護士事務所に行き、お金をかけて債務整理の相談をして、もしも借金減額に至らなかった場合に損をするのは嫌ですよね。
債務整理をするなら法律相談を無料で行っている事務所がおすすめです。
事務所側も、利用者のリスクや負担を少なくするために、相談は無料で行っていることが多いです。ただし事務所によって異なるので、依頼前には必ず確認しましょう。
司法書士事務所 中央事務所
中央事務所は、上に挙げた「債務整理に特化している事務所」と「相談が無料」の2つの特徴を満たしています。
加えて、実際に多くの人が利用し、問題なく債務整理ができている事務所なのでおすすめです。
▼中央事務所のホームページはこちら
https://10-10-10.jp/saimu04/about/
夫婦での債務整理は、複雑になりがちで、インターネット上の情報だけで判断してしまうのは早計かもしれません。
やはり一度早いうちに専門家に相談するのがおすすめです。相談は債務者本人でなくてもできます。
また、債務整理の相談は無料で行っている事務所もあります。
たとえば、業界大手の中央事務所もおすすめです。
中央事務所は着手金も無料で、借金を減額するときに初めて費用が請求されるという料金体系です。また少額分割払いも可能です。
▼中央事務所の費用について
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