債務整理とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説

債務整理とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説 債務整理の知識

この記事では、債務整理とは何かをわかりやすく解説していきます。債務整理は借金の返済が楽になったり免除されたりするというメリットがある一方、デメリットもないわけではありません。

デメリットは債務整理の種類によって異なります。

最終的には専門家に相談するのがおすすめですが、まずはそれぞれのメリットとデメリットを比較して、自分に最適な手続きを選ぶ準備をしましょう。

債務整理の実績も豊富な中央事務所

中央事務所は、過払い金請求で有名ですが、過払い金だけでなく債務整理や借金問題も得意な司法書士事務所です。比較的新しい事務所ですが、テレビやラジオで聞くことが増え認知度が一気に高くなりました。債務整理に特化しているため、相談料が無料なほか、家族にもバレないようプライバシー管理は厳重です。

司法書士法人中央事務所

信頼のできる中央事務所を選ぶことで、余計な費用をかけずに過払い金を取り戻すことができるのです。また、電話一本で相談できる手軽さなので、利用しやすい点もメリットといえるでしょう。

▼中央事務所の債務整理について
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債務整理とは

債務整理とは、返済が厳しくなってしまったときに取ることのできる手続きで、主に「任意整理」、「個人再生」、「自己破産」の3つがあります。それぞれの手続きの主な違いは以下の表のとおりです。

一番大きな違いは、減額される額で減額率が大きい順に自己破産>個人再生>任意整理となります。自己破産や個人再生は裁判所を通した手続きであり、「手続きにかかる費用が少し高め」や「デメリットもある」という特徴があります。

減額率減額の方法
任意整理原則、利息のみをカット裁判を介さない
交渉
個人再生5~10分の1に減額裁判手続き
自己破産借金が免除される裁判手続き

個人再生の最低弁済額は100万円です。

債務整理の金額はいくらから?基準額について解説

任意整理とは

任意整理とは、借入先を1社から選んで行える手続きで、将来の利息をカットして3~5年で返済計画を立て直します。利息分の支払いが減ることで毎月の支払いが楽になります。

裁判所を通すのではなく、貸金業者と直接交渉を行うことで減額してもらう手続きです。

任意整理は100~400万円程度の借入がある方に多く利用されています。ただしこれはあくまでも目安で、○○万円だから手続きできないといった決まりはありません。

任意整理がおすすめの人

  • 借入総額が100~400万円
  • 安定した収入、返済する意思がある
  • 保証人に迷惑をかけたくない
  • 家や車などの財産を失いたくない

任意整理は30万円~行う人もいるので、少額だけど興味がある人は一度専門家に相談するのがおすすめです。

また、任意整理は1社から選んで手続きを行えるため、保証人が付いている借金を除いて整理することができるというメリットもあります。

任意整理は年間約150~250万人に利用されていると言われており、債務整理のなかではハードルが比較的低く、最も一般的な手続きです。

個人再生とは

個人再生とは、借金金額に応じて5~10分の1に借金を減額して、3~5年で返済する計画を立てる手続きです。こちらは1社についてのみ行うことはできません。

裁判所を通して行う手続きで、6〜12か月ほどかかります。何度か平日に出頭する必要もあります。

個人再生は、任意整理と比べて手続きにかかる費用が高いということもあり、400万円以上の借入がある方に多く選ばれています。個人再生には5000万円という上限金額が定められています。

個人再生がおすすめの人

  • 借入総額が400~5000万円
  • 借金を大幅に減らしたい
  • 借金の理由が浪費やギャンブルで自己破産ができない
  • 家や車などの財産を失いたくない
  • 任意整理で和解に至らなかった

自己破産とは

自己破産は、裁判所を通して税金などを除く全ての借金をゼロにするという手続きです。

安定した収入がなく、今後得られる見込みもないと認められた場合にできる手続きで、任意整理や個人再生で問題解決できない場合の最終手段ともいえるでしょう。

ただし、借金の理由が浪費やギャンブルなど「免責不許可事由」があると、借金が免除にならない可能性があります。そういった場合は個人再生を選びましょう。

また、99万円以上の現金や20万円以上の価値のある財産は、手元に残せないというルールもあります。

自己破産がおすすめの人

  • 家や車など、おおむね20万円以上の価値のある財産を持っていない
  • 借金総額が年収より多い(住宅ローンを除く)

債務整理のデメリット

次に債務整理のデメリットについて詳しく紹介していきます。

債務整理では、借金が減額できますが、もちろんデメリットもあります。

ブラックリストに載る

任意整理、個人再生、自己破産の3つの手続きは、信用情報機関、いわゆるブラックリストに登録されてしまいます。ブラックリストに載ると、クレジットカードの利用や新規借り入れなどができなくなります。

ただし登録されるのは一定期間だけで、手続きや完済後5~10年が経つと登録は削除されます。

クレジットカードが使えなくなる

債務整理をすると、クレジットカードが利用できません。すぐに停止になる場合もあれば、次の更新で止められるケースもあるようです。

ブラックリスト期間は5~10年あるので、使えないタイミングはいずれにせよあると考えたほうがいいでしょう。また、債務整理をした会社のカードは、ブラックリストの登録期間が終わったとしても、もうずっと作れない可能性があることは念頭に置いておいてください。

クレジットカードが使えないと様々な支払いや仕事などで不便になります。カードを持っていないと不審に思われてしまう人もいるようです。

債務整理でクレジットカードが使えない方の多くは、代わりにデビットカード、プリペイドカードなどの他のカードを使用しています。これらのカードはクレジットカードと見た目も変わらず、今までと大差なく便利に利用できます。

デビットカード カードでの支払いと同時に口座から引き落とされる。
プリペイドカード事前に入金する。
家族カード通常のクレカ。家族内に本会員がいれば作成可能。
外資系カードアメックスやダイナースでは審査が通る可能性があるといわれている。

携帯、車、住宅などの各種ローンが組めない

ブラックリストに登録されると、一定期間、携帯電話の機種代を分割で払うことができなくなります。車や住宅のローンも同様です。

審査の厳しさはローンそれぞれで違うため完済から5年経ってすぐにローン審査に通るケースと、なかなか審査に通らないケースとがあります。

携帯、スマートフォンに関しては、格安の会社だとまれにローンの審査に通る人もいるようです。また、機種代の分割ができないだけであり、携帯電話の契約ができないわけではありません。
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債務整理後もスマホ・携帯は使える?機種変更や乗り換えへの影響とは

任意整理特有のデメリット

任意整理特有の大きなデメリットはあまりありませんが、手続きの性質上、以下の2つがデメリットとして挙げられます。

  • 安定した収入が必要
  • 強制力がなく、応じてくれない業者もある

安定した収入が必要
減額をして返済していく手続なので、計画通り返済できる収入がなければ利用できません。

応じてくれない業者もある
裁判手続でないため,自己破産や個人再生のような強制力がありません。そのため,任意整理に応じてくれない借入先に対しての任意整理は諦めるほかないというデメリットがあります。

例えば、貸金業者の経営状況が良くないケースなどでは、応じてくれなかったり、応じてくれても条件が厳しかったりということが生じます。

個人再生特有のデメリット

個人再生特有のデメリットには以下のようなものがあります。

  • 手続き自体に15~30万円の費用が必要
  • 官報に掲載される
  • 保証人がついている借金がある場合は、保証人に影響が出る
  • 清算価値保証原則がある

費用について
裁判自体にかかる15~30万円に加えて弁護士費用が20万円~50万円ほどかかります。

官報に掲載される
官報に掲載されますが、チェックしている人や会社などはほとんどなく、掲載されることで周りに債務整理がバレるケースは非常にまれです。たとえ怪しまれてチェックされたとしても、素人による検索はほぼ不可能だと言われています。
バレるとすれば、官報よりも他の要素でバレることが多そうです。

保証人に影響がある
個人再生をしても保証人の支払い義務が消えることも減額されることもありません。

清算価値保証原則
個人再生には「債務者は債権者に、持っている財産の総額以上の額を支払わなければならない」という原則があります。財産があるのであれば、最低限その財産分は支払いをしなければなりません。

自己破産特有のデメリット

自己破産特有のデメリットには以下のようなものがあります。個人再生と重なるところもありますが、自己破産特有のデメリットもあります。

  • 手続き自体に10~50万円の費用が必要
  • 官報に掲載される
  • 保証人がついている借金がある場合は、保証人に影響が出る
  • 生活必需品等を除く財産が処分される
  • 破産手続中は一部の公的な資格を使った仕事ができなくなる
  • 破産手続中は住居を自由に移転できなくなる

生活必需品等を除く財産が処分される
20万円以上の価値があると認められるものに関しては原則手放す必要があります。手元に残せるのは99万円以下の現金と生活に必要な身の回りのもののみです。ただし自己破産にも種類があり、細かい条件はどの自己破産をするかによって異なります。

公的な資格の仕事制限
公的な資格として以下のようなものが挙げられますが、制限される期間は資格によって異なります。

卸売業者、貸金業者、行政書士、警備員、警備業者、建築士事務所開設者、建設業、公認会計士、質屋、司法書士、社会保険労務士、商工会議者会員、人事官、生命保険募集人、税理士、損害保険代理店、宅地建物取扱主任者、宅地建物取扱業、中小企業診断士、通関士、土地家屋調査士、廃棄物処理業者、不動産鑑定士、弁護士、弁理士、遺言執行者、旅行業務取扱主任者、旅行業者

知恵袋で言われているデメリットは本当?

知恵袋では、実際に債務整理をした人が感じたデメリットがたくさん書かれています。

デメリットは、本当に「ブラックリストに登録されて、クレジットカードが使えなくなる」だけなのか不安ですよね。実際に債務整理をした方の声を知ることができる場として知恵袋は貴重です。

例えば、デメリットとして「周りの視線が冷たい」という経験談を書いているひともいました。詳しく知恵袋でのデメリットについて知りたい方は以下の記事を読んでみてください。

【債務整理】知恵袋で言われているデメリットは本当?

債務整理のメリット

債務整理では、借金が減額・免除されることに加えていくつものメリットがあります。

また、「債務整理したら会社を解雇されるのでは」といった心配をされていますが、誤解で実際はほとんど起こりません。

それではひとつひとつのメリットについて詳しく紹介していきます。

毎月の返済額が減る・免除される

債務整理では、借金が減額されたり免除されたりして、返済の負担が大幅に減ります。

任意整理は、ほかの手続きに比べて減額率は大きくありませんが、利息のみをカットすることや支払い期限を延ばすことで、月々の支払金額を減らすことが可能です。

借金完済のゴールが見え、将来への不安が軽減される

債務整理では、無理なく、生活が厳しくなることなく、返済していけるように計画を立てます。給料はいくらで、生活に必要な額はいくらで、というのを計算したうえで、少し返済額が減る任意整理が適切なのか、もっと大幅に減らす個人再生が適切なのかなど自分に合った手続きを判断します。

払えない、生活が厳しい、どうしたら楽になれるのかわからないという状況は苦しいですよね。ゴールが見えることで、物理的な負担に加えて心理的にも負担が減ります。

心に余裕ができることで、無駄遣いをすることも減り、より借金が返済しやすくなる人も多いです。

督促や取り立てがなくなる

支払いができずに滞納してしまってい関しては、事務所に債務整理を依頼すると取り立てや督促が止まります。

受任通知が貸金業者に届いた時点で、督促はストップします。というのも、それ以降の督促や取り立てをする行為は、法律で禁じられているためです。

借金を払えていないことは本人が一番理解しているはずです。ひとまず督促がなくなるだけでも、心の負担はかなり軽減されるのではないでしょうか。

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債務整理をした女性ならではの口コミや悩みとは【体験談あり】

会社を解雇されることはない

債務整理を理由に解雇を行うことは、法律で禁止されています。そのため会社に知られたとしても基本的に解雇はされないと考えていいでしょう。

逆に言うと、会社にわざわざ伝える必要はありません。

もし伝えてしまうと、金銭のやり取りをさせてもらえない、以前ほど信用してもらえないなど、仕事がやりにくくなる可能性というのはゼロではありません。

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債務整理は会社にバレる?知られる可能性について解説

ただし、任意整理は毎年多くの方に利用されている借金減額方法です。みんな周りに言っていないだけで、実は経験がある人も多いのかもしれません。

スマートフォン、賃貸、口座開設などは問題ない

スマートフォンは、端末代金を完済していて通信料金を滞納していなければ、継続して使えます。債務整理をしたことで、住んでいる賃貸物件から追い出されるといったことはありませんし、口座開設も問題なくできます。
また、年金の給付が受けられなくなる、選挙権がなくなる、戸籍や住民票に記録が残るといったことも一切ありません。

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債務整理の実績も豊富な中央事務所

中央事務所は、過払い金請求で有名ですが、過払い金だけでなく債務整理や借金問題も得意な司法書士事務所です。比較的新しい事務所ですが、テレビやラジオで聞くことが増え認知度が一気に高くなりました。債務整理に特化しているため、相談料が無料なほか、家族にもバレないようプライバシー管理は厳重です。

司法書士法人中央事務所

信頼のできる中央事務所を選ぶことで、余計な費用をかけずに過払い金を取り戻すことができるのです。また、電話一本で相談できる手軽さなので、利用しやすい点もメリットといえるでしょう。

▼中央事務所の債務整理について
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債務整理の流れ

債務整理の流れは手続きによって異なりますが、主な流れは以下の通りです。

  1. 弁護士や司法書士に相談、契約を締結
  2. 借入残高の調査
  3. (あれば)過払い金の返還請求
  4. 書類の準備
  5. (任意整理)業者と交渉/(個人再生と自己破産)裁判所に申立て
  6. (個人再生と自己破産)裁判所に出頭し、裁判官から事情を確認されるなどの審尋や打ち合わせが数回ある
  7. (任意整理)和解契約を締結/(個人再生と自己破産)裁判所が申し立ての認可・不認可を決定
  8. (任意整理と個人再生)返済の開始

このほかの手順として個人再生では「履行テスト」という申立人の返済能力を確認するためのテストが追加される裁判所もあります。

個人再生と自己破産では、何度か裁判所に出頭する必要があるため、平日に時間を作る必要があります。

債務整理の手続きの選び方

3つの債務整理について紹介しましたが、「どの債務整理が自分に合っているのか」まだわからないという方もいるかもしれません。

基本的には、 債務整理をしようと思った場合は、まずは任意整理を検討してみましょう。次に個人再生、それでもダメなら自己破産です。しかしベストな手続きは個人の状況や希望によっても異なります。

どの債務整理が向いているかわからない人は、相談が無料の事務所に相談するのがおすすめです。相談したからと言って、依頼しないといけないというわけではないので、悩む前に相談するのが本当はベストです。

中央事務所は相談が無料なのでおすすめです。過払い金請求で有名ですが、債務整理にも力を入れています。
中央事務所のホームページ↓
https://10-10-10.jp/ninni/

債務整理にかかる期間は?

債務整理のそれぞれの手続きにかかる期間は以下の表のとおりです。

手続きかかる期間
任意整理3~6か月
個人再生6~12か月
自己破産3~12か月

それぞれ膨大な量の書類を取り寄せたり作成したりするのに、最低でも数か月はかかります。手続きはすぐに終わるわけではありませんが、取り立てなどは手続きを始めた時点でストップすることができます。

債務整理の手続きは自分でもできる?

結論から言うと、債務整理の手続きを自分で行うのは現実的ではありません。

まず、交渉の技術がないために和解の条件が不利になってしまうことが多いと言われています。和解すること自体ができない可能性もあります。

それぞれに必要な書類をミスなく作る必要があり、一から学んで作成するのは非効率でかえって損をするケースもあるでしょう。節約できる費用とかかる労力が見合わないということになりかねません。

勉強にはなるかもしれませんが、個人で債務整理手続きをするには、相当の覚悟が必要です。
債務整理は自分でできる?

司法書士に依頼するメリットとは

債務整理について相談できる相手は、弁護士または司法書士です。弁護士や司法書士に依頼すると、費用はかかりますが、その分時間や手間をかけることなく手続きを完了させることができます。家族や周りにもばれにくくなります。

司法書士に依頼するメリットは、一般的に料金が弁護士に比べてリーズナブルであることです。料金が安いと言っても、書類作成に関してはプロなので手続きの質に違いはありません。違いは「弁護士が代理人になれるのに対して、司法書士は書類作成の代理人にしかなれない」ことです。どちらに依頼しても問題なく手続きができます。

依頼にかかる費用

債務整理を事務所に依頼した際にかかる費用の相場はそれぞれ以下の表のとおりです。

手続き費用弁護士費用合計
任意整理なし1件当たり
5~10万円
(借入先の数)
×5~10万円
個人再生15~30万円20~50万円35~80万円
自己破産10~50万円20~50万円30~100万円

裁判の手続き費用は、裁判所によって異なりますが、依頼する事務所によって変わることはありません。

個人再生と自己破産の弁護士費用は、債権者数によって変わることがあります。

債務整理の依頼におすすめの事務所の特徴

おすすめの事務所の特徴

・債務整理に特化している
・完全成功報酬制

(相談料・着手金が無料)
・費用の分割払いに対応している

おすすめの事務所の特徴は、債務整理に特化していて経験が豊富な事務所です。書類の作成から交渉まで慣れているためスムーズに行ってくれます。

そして大切なことは、相談料と着手金が無料であることです。手持ちのお金がなくても依頼できます。また、費用全額をすぐに用意できない場合は、分割払いに対応している事務所を選びましょう。債務整理はしたからといってお金が入ってくるわけではありません。

ですがその点が心配な方も、一度、相談が無料の事務所に相談してみるのがおすすめです。さまざまな救済方法が用意されています。

おすすめなのは、中央事務所です。過払い金請求で有名ですが、債務整理全般に力を入れている大手の事務所です。
相談料と着手金が無料で、費用の分割払いにも対応しています。

中央事務所のホームページ↓
https://10-10-10.jp/ninni/

債務整理のよくある質問

債務整理をしたらブラックリストに載る?

債務整理をするとブラックリストに載ります。任意整理では完済から5年以内、個人再生と自己破産では完済から5~10年以内で登録は削除されます。

その間はクレジットカードの利用や新規の借入などができなくなります。

債務整理のデメリットは?

債務整理のデメリットはブラックリストに載ってしまうことと手続きに費用がかかることです。個人再生と自己破産に限っては、 「官報に掲載される」、「保証人に影響が出る」、「手元の財産が多いと借金が減らない」などのデメリットもあります。

債務整理をしたら車はどうなる?

車の扱いは債務整理によって異なります。

任意整理では車を持っていても関係なく手続きできます。

個人再生では、車を持っていると財産として勘定されるためその分返済額が上がることがあります。ただしローン返済中の車は引き揚げられてしまう可能性も。

自己破産では、自動車の価値が20万円を超えていると、原則として処分しなければなりません。

債務整理したら住宅ローンはどうなる?

任意整理は、借入先を選んで整理できるため住宅ローンを外して手続きできます。個人再生をした場合は、条件にもよりますが住宅ローンと家をそのまま残すことができます。自己破産の場合は、ローン中か否かに関わらず持ち家は原則手放すことになります。

記事まとめ

この記事では、債務整理について詳しく紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

債務整理をしようと思った場合は、まずは任意整理を検討してみましょう。次に個人再生、それでもダメなら自己破産です。

また、自分で判断するのではなく専門家に相談したうえで話し合って決めるのがおすすめです。

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